普段の生活や身の回りのものについて
使い捨てをしていないかあらためる

1日にどのくらいのプラスチック製品を使い捨てていますか？
自身の生活や競技の中で使い捨てにしているプラスチック製品はないか、見直してみましょう。
実はいろいろなところでプラスチックが使われています。
例えばウェットティッシュ。
その多くに、ポリエステルなどのプラスチックが使用されています。

自分の生活の中で使用している消耗品の原材料を確認してみる。

周りの人と気候変動などの環境問題について話す

環境問題について学んだこと・考えたことを、友人や家族と話すことで新たな気づきや取り組みの輪を広げることができます。
家族で話し合うことで、生活の中で使われているプラスチック製品の使用量を減らしたり、別な再利用可能な素材のものに変更できるかもしれません。

自分の生活の中で見つけたプラスチック製品について、使用をやめたり別なもので代替できないか、リサイクルするためにどう分別できるかなど、家族と話してみる。

必要のないプラスチック製品の使用を
やめる、受け取らない

プラスチックごみを削減する取り組みのうち、もっとも大きな効果が得られる取り組みは、必要のないプラスチック製品の使用をやめること。
レジ袋やストロー、使い捨ておしぼりを断ったり、必要のないプラスチック製品をそもそも受け取らないようにすることで環境への影響を減少させることか可能です。

飲食店等で、不要なストローや使い捨ておしぼり、プラスチック製のカトラリーを断る。

できるだけプラスチック製品を
使う量を減らす

必要なプラスチック製品は、使う回数を減らしたりすることで使う量を減らすことができないか検討してみましょう。
学校や職場へマイボトルやマイ箸などを持参することで、ペットボトルや使い捨てのカトラリー・カップなどのプラスチック製品を使う回数を減らしてごみにする量を減らすことができます。

学校や職場では、ペットボトル容器の飲料水の購入は控え、マイボトルを携帯する。

使い捨てずに繰り返し使える製品を選ぶ

必要なプラスチック製品は、繰り返し使えるタイプの製品に変えることでごみにする量を減らすことができないか、検討してみましょう。
繰り返し使用することで、新しい製品を生産するためのエネルギーを削減したり、廃棄物処理での環境負担を緩和することができます。

買い物のときには、使い捨てのレジ袋ではなく、繰り返し使えるエコバッグを使うようにする。

再利用できるものは継続して使用する

これまで使い捨てにしてきプラスチック製品の中で、繰り返し使うことができるものがないか検討してみましょう。
毎回使い捨てずに継続して利用できるものもあるかもしれません。
繰り返し使用することで、新しい製品を生産するためのエネルギーを削減したり、廃棄物処理での環境負担を緩和することができます。

一度もらったプラスチック製のスプーンを、捨てずに洗って家で繰り返し使う。

使わなくなったものをゆずる、有効活用する

自分たちが使わなくなった製品も、ほかの誰かが使ってくれるかもしれません。
フリマアプリなどを通じて気軽に、必要としている人を見つけリユースができるようになりました。
リユースすることで、環境への負荷を下げるとともに必要としている人にも喜んでもらうことができます。

使わなくなったプラスチック製の子どものおもちゃを、捨てるのではなくフリマアプリを使って他の人にゆずる。

プラスチック以外の
環境に配慮したものに変更する

いまプラスチック製のものを使っている製品について、別な環境に配慮した素材の製品で代替できないか、検討してみましょう。
キッチン用品など、普段の生活で使っているプラスチック製品もステンレス製や木製など他の素材に替えることで、環境への負荷を減らすことができます。

プラスチック製の弁当箱や保存容器をステンレス製や木製、ガラス製などの製品に替えてみる。

リサイクルを意識してごみを分別する

使用済みの製品や素材を回収して、一度資源に戻してから新しい製品に作り替えることで、環境への負荷を軽減することが可能です。
お弁当のプラスチック容器や紙パックは、汚れを落としてからごみの分別することでリサイクルすることができます。
リサイクルを行うことで廃棄物の減少、埋立地の過剰使用を防ぎます。

お弁当を食べ残してしまった際、残したものは燃えるごみ、汚れを落としたプラスチック容器はプラスチック資源として分別して捨てる。

使い捨てプラごみ削減のアクションを
周りの人に提案する

環境問題や自身の6R（Rethink・Refuse・Reduce・Reuse・Replace・Recycle）のアクションを友人、家族に提案してみる。
できるところから、プラごみ削減の取り組みに周りを巻き込んでいきましょう。

毎日ペットボトル容器の飲料水を飲んでいる友人に、マイボトルを勧めてみる。

「HEROｓPLEDGE」を広げる

HEROs PLEDGEのプロジェクトをぜひSNSなどを通じて広めてください。
一人が100%プラスチックの使い捨てのない生活を送っても、社会は変わりません。
でも、それぞれが3回に1回でもペットボトルでなくマイボトルを使用すれば、それだけで30%もペットボトルの使用量を減らし、社会に大きな変化を生み出すことができます。

HEROs PLEDGEのハッシュタグをつけて、自身の6RのアクションをSNSで投稿する。

削減に向けた活動をしている人、
団体を支援する

プラスチックごみの削減に取り組んでいる人がいたら、ぜひ応援したり、その活動に参加してください。
SNSでのいいねやリポストだけでも構いません。
社会全体で、プラスチックごみの削減、環境問題への取り組みに対して、ポジティブな機運をつくっていきましょう。

地域のごみ拾い活動に参加してみる。