一ノ瀬 メイ

MEI ICHINOSE

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元パラ競泳選手

なぜこのプロジェクトに参画されたのでしょうか。
理由を教えてください。

2020年、オーストラリアに拠点を置いていた私は、厳しいロックダウンがあり普段通りのトレーニングができない期間がありました。その時、アスリートとしてどうやって成長を続けていけばいいのか考える中で、スポーツ以外の分野に目を向け勉強することで人間として成長する時間にしようと決めました。
そこで学んだことの一つが”環境問題”です。
そもそも「社会が障害を作っているなら、社会が障害を無くすこともできる」というメッセージを届ける手段として、水泳をしていた自分にとって、環境問題によって引き起こされている人々やあらゆる生物、自然環境への被害も同じ「障害」であると感じました。そこから自身にできることを続けていく中で、スポーツ界でもこのようなプロジェクトがスタートすると声をかけていただきとても嬉したったですし、もちろん参加することに決めました。

ご自身が普段から行っている
使い捨てプラごみ削減に関するアクションを教えてください。

マイバッグ、マイカップ、マイボトルを持ち歩き、出先ではmymizuというアプリをつかって給水を行っています。
その他、個包装のもの・ペットボトル・過剰包装のものを買わないこと、プラスチックではなく長く使えて最後は土にかえるまたはリサイクルされる素材のものを選んでいます。

ACTION PLAN
今後行っていきたいこと・チャレンジしたいこと

今まで個人で行ってきたヴィーガンの実践やマイボトル、マイカップ、マイバッグの活用、新しいものではなくsecond handのものを購入しています。「買い物は投票」という言葉の通りブランドや企業の取り組みを調べ、環境に配慮している企業から買い物をすること(ウェブサイトからサステナビリティレポートなどを読みます)、また、サステナビリティに関する講演やイベント登壇を継続するとともに、今まで行えていなかったスポーツ界での取り組みを行っていくのをとても楽しみにしています。まずは、試合会場に給水機の設置を進めていく予定です。

PROFILE

1997年京都府出身。
一歳半から水泳を始め、史上最年少13歳でアジア大会に出場。
2016年リオデジャネイロパラリンピックでは8種目に出場し、現在も7種目の日本記録保持者。高校三年時には全英連全国高等学校英語スピーチコンテストにおいて障害の「社会モデル」についてのスピーチを行い全国優勝するなど、自身の経験に基づいて分野を超えて声を上げ続けてきた。
2020年に環境問題に関して学んだことをきっかけにヴィーガンを実践していることでも知られている。
2021年に現役を引退後はスピーカー、モデル、俳優業、企業とのパートナーシップなど様々なシーンで活躍の幅を広げながら、”Well-being" "Sustainability” ”Diversity & Inclusion”を軸に活動している。

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