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日々のエコアクション

ゼロ・ウェイストで暮らす服部雄一郎のプラ削減豆知識 第1回『もっと活用! マイボトル』

「6割の人が使ってない!?」

すっかりおなじみとなったマイボトル。デザインも豊富で、「2~3本持っている」という人も多いのではないでしょうか?でも、意外に活用していない人も多いのでは? 「マイボトルを所有している人の6割が日常的に使用していない」という調査結果もあるようです。エコバッグはよく「50回使って、やっとレジ袋よりもエコになる」と言われますが、マイボトルも同じこと。エコは「使ってこそ」なのです。マイボトルについてよく言われるのが「面倒くさい」「重い」「中身が足りなくなる」。これらを解決するアプリを紹介します。 

おすすめ! 給水アプリ「mymizu」 mymizu」というアプリを使えば、外出先でマイボトルに給水できるスポットがラクラク検索できます現在地にいちばん近い無料給水スポットが表示されるのでとても便利。地域によっては登録スポットが少ない場所もありますが、「みんながどんどん追加登録することでさらに便利になる」という参加型のアプリです。リフィルジャパンの「給水/リフィルマップ」も同じように使えるので、ぜひチェックしてみてください。カフェやコンビニでマイボトルにドリンクを入れてもらうのも◎ですが、水分補給の基本はやっぱり水。ハーブを1枝入れるだけの「ハーブ水」や、レモンのスライスを入れるだけの「レモン水」もあなどれない爽やかさなので、「お茶を淹れる余裕がない!」という方もぜひお試しください 。 

「ニーズを伝える」も立派なエコアクション

「スタジアムには給水機がないから、マイボトルを持っていってもムダかな?」「このカフェはマイボトル無理そうだから、やめておこうかな?」――そんな風に思った経験はないですか?

そう思ってしまうのが人情というものですが、ここは一歩勇気を出して、「給水機はないですか?」「マイボトルに入れてもらえますか?」と口に出して伝えてみることで、ささやかな変化の波が起こせます(=ニーズの見える化)。

「ないから諦める」ではなく、「ほしいと伝える」――これも立派なエコアクションです。しかも0円。思い通りにいかない日々の中でも、社会を少しずつ前に動かしていきましょう! 

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